Märchen

薔薇の塔で眠る姫君

Sound Horizon · Märchen

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「呪いと祝いの境界。 乙女が墮ちた闇。
深い微睡(まどろ)みの中。 」
「薔薇の塔、 眠る姫君。
君は何故、 此の境界を超えてしまったのか。
さぁ、唄ってごらん... 」
微睡みの 森に踴る
百の 孤獨と
月影に 蝶は朽ちて
死の夢を 見る
【七の罪科(ズィープトゥ シュールト)】
野ばらに抱かれて 眠る理由(わけ)は―
水 浴びて 妃(はは)が 聴いたのは
身籠り 告げし 蛙(かわず)の聲
お望みの御子が、一年 経たずに、
お生まれになるでしょう
歓びて 王(ちち)が 催したのは
姫(わたし)の 誕生 祝う宴
黃金の皿が 一枚 足りずに
事件は 起こってしまった...
【七の罪科(ズィープトゥ シュールト)】
戀も知らずに 死せる処女(おとめ)が
(ズィープトゥ シュールト)
野ばらに抱かれて 眠る理由(わけ)は――
「おおー、よくぞ參った」「よく來てくれました」
「お招きいただき光栄ですわ、陛下。
姫様へのお祝いに、美徳をお送り致しましょう」
「わたくしは美貌を」「それではわたしは富を」「では私からは―」
「あーら これはこれは、皆様お揃いで。
今宵もご機嫌 麗しいようで、結構ですこと。
おっほっほっほ!まったく、いい面の皮だね!」「失禮な!」
國中に散らばる、神通力を持つ
賢女達を全て、招いておきながら...
私だけ招かぬ 傲慢なる王よ。
祝いの宴席に 呪いを添えてやろう!
姫が抱く運命。 僅か餘命十五年。
紡錘(つむ)にさされて、床に倒れて、死ぬがいい!
いいえ《十三人目の賢女(アルテローゼ)》よ。
不吉な言の葉、退けよう。百年。
死んだと見せて、寢臺の上、唯、眠るだけ!
ならば、どちらの力が、(上回っているか、)
嗚呼、流る時のみぞ識る...
「十五年後が楽しみだねぇ、アプリコーゼ」「うふふ。どうかしら?」
「おっほっほっほっほ!」
朝と夜は 繰り返す。
望もうとも、望まざろうとも。
光陰は 矢の如く 過ぎ去り、
大樹にも 幾つかの年輪を刻む。
齢十五の朝を迎えることと なった、そんな私が...
【七の罪科(ズィープトゥ シュールト)】
野ばらに抱かれて 眠る理由(わけ)は――
「ドキドキだわ... 」
燭臺の 揺れる 焔(ひかり)
仄昏い 闇を 照らす
石壁の 部屋を 廻り
古い 塔へ 上がる
狹い 螺旋型(ネジ)の 階段を上ると
部屋の中 獨り 老婆が麻を紡いでいた
こんにちは、お婆さん。
ここで 何してるの?
「糸を取っておりますのじゃ」
じゃあ、それなぁに?
面白そうに、ぐるぐる 跳ね回ってる物!?
「あっ!... なに... んん... 」
「ひっひっひっひっひ... 」
「なるほど... それで君は、野ばらに抱かれたわけだね。
目覚めへと至る、口付けが欲しいのかい?
だが、殘念ながら 私は君の王子様じゃない。
さあ... もうしばし、運命の相手は 夢の世界で待つものさ... 」
僕の 理想の 花嫁は
何処に 居るのだろう?
嗚呼 西も東も 北も南も
雨にも負けず 風にも負けず
捜したけれど 見つからない...
と 思ってた 矢先に
素晴らしい 噂を聞いた―
野ばらの 生垣に
抱かれた 白亜の城
空を望む 薔薇の塔
眠る 美しい姫君
嗚呼唯野ばら姫の 伝説(いいつたえ)を
聞いただけで 運命 感じた
彼女こそが きっと僕の
《捜し求めていた女性(エリス)》なのだろう
ならば どんな困難も
乗り越えてみせよう!
迷いの森の 霧が晴れてゆく
僕を 誘って くれるのか?
愛しい 姫のもとへ
棘の生垣が 口を開けてゆく
僕を 導いて くれるのか?
愛しい 彼女のもとへと――
燭臺の 揺れる 焔(ひかり)、
微睡んだ 闇を 照らす。
石壁の 部屋を 飛ばし、
古い 塔へ 上がる。
狹い 螺旋型(ねじ)の 階段を上ると――
部屋の中、獨り、乙女が橫臥って(よこたわって)いた...。
「さぁ姫、心の準備は宜しいかな?」
「復讐劇の始まりだ... 」
予定調和な王子の接吻で姫が目覚めると、
役割を終えた野ばらは、立ち所に立ち枯れて朽ち果て、
長過ぎる午睡を貪っていた城の愉快な面々も、
何事も無かったかのように、彼等の愉快な日常を再開した。
【七の罪科(ズィープトゥ シュールト)】
気高き王女を 呪うなんて
(ズィープトゥ シュールト)
傲慢なのは お前の方よ!
「誰ぞ、アルテローゼを 捕らえよ!」「はっ!」
「もう二度と この國の土は 踏めぬものと 思え!」
「野ばら姫よ、忘れるな!置き土産に もう一つ 呪いをくれてやろう...。
フハハハ... ハッハッハ!アーッハッハッハッハ!」「來い!靜かにしろ」
―そして彼女は、
生まれた姫を 森に捨てることとなる...。
「アレハ 転ンデモ タダジャ 起キナイ女ネ。 ウフフフフ!」
「御婦人方の 矜持(きょうじ)を傷付けると、恐ろしいことになるんだね」
「アラ、當然ヨ。 ウフフフフ!」
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對拍微調
「 zhòu いと zhù いの jìng jiè 。 yǐ nǚ が duò ちた àn 。
「呪いと祝いの境界。 乙女が墮ちた闇。
shēn い wēi shuì (まどろ)みの zhōng 。 」
深い微睡(まどろ)みの中。 」
「 qiáng wēi の tǎ 、 mián る zhěn jūn 。
「薔薇の塔、 眠る姫君。
jūn は hé gù 、 cǐ の jìng jiè を chāo えてしまったのか。
君は何故、 此の境界を超えてしまったのか。
さぁ、 bei ってごらん... 」
さぁ、唄ってごらん... 」
wēi shuì みの sēn に yǒng る
微睡みの 森に踴る
bǎi の gū dú と
百の 孤獨と
yuè yǐng に dié は xiǔ ちて
月影に 蝶は朽ちて
sǐ の mèng を jiàn る
死の夢を 見る
【 qī の zuì kē (ズィープトゥ シュールト)】
【七の罪科(ズィープトゥ シュールト)】
yě ばらに bào かれて mián る lǐ yóu (わけ)は―
野ばらに抱かれて 眠る理由(わけ)は―
shuǐ yù びて fēi (はは)が tīng いたのは
水 浴びて 妃(はは)が 聴いたのは
shēn lóng り gào げし wā (かわず)の shēng
身籠り 告げし 蛙(かわず)の聲
お wàng みの yù zǐ が、 yì nián jīng たずに、
お望みの御子が、一年 経たずに、
お shēng まれになるでしょう
お生まれになるでしょう
huān びて wáng (ちち)が cuī したのは
歓びて 王(ちち)が 催したのは
zhěn (わたし)の dàn shēng zhù う yàn
姫(わたし)の 誕生 祝う宴
huáng jīn の mǐn が yì méi zú りずに
黃金の皿が 一枚 足りずに
shì jiàn は qǐ こってしまった...
事件は 起こってしまった...
【 qī の zuì kē (ズィープトゥ シュールト)】
【七の罪科(ズィープトゥ シュールト)】
liàn も zhī らずに sǐ せる chù nǚ (おとめ)が
戀も知らずに 死せる処女(おとめ)が
(ズィープトゥ シュールト)
(ズィープトゥ シュールト)
yě ばらに bào かれて mián る lǐ yóu (わけ)は――
野ばらに抱かれて 眠る理由(わけ)は――
「おおー、よくぞ cān った」「よく lái てくれました」
「おおー、よくぞ參った」「よく來てくれました」
「お zhāo きいただき guāng róng ですわ、 bì xià 。
「お招きいただき光栄ですわ、陛下。
zhěn yàng へのお zhù いに、 měi dé をお sòng り zhì しましょう」
姫様へのお祝いに、美徳をお送り致しましょう」
「わたくしは měi mào を」「それではわたしは fù を」「では sī からは―」
「わたくしは美貌を」「それではわたしは富を」「では私からは―」
「あーら これはこれは、 jiē yàng お jiān いで。
「あーら これはこれは、皆様お揃いで。
jīn xiāo もご jī xián lí しいようで、 jié gòu ですこと。
今宵もご機嫌 麗しいようで、結構ですこと。
おっほっほっほ!まったく、いい miàn の pí だね!」「 shī lǐ な!」
おっほっほっほ!まったく、いい面の皮だね!」「失禮な!」
guó zhōng に sàn らばる、 shén tōng lì を chí つ
國中に散らばる、神通力を持つ
xián nǚ dá を quán て、 zhāo いておきながら...
賢女達を全て、招いておきながら...
sī だけ zhāo かぬ ào màn なる wáng よ。
私だけ招かぬ 傲慢なる王よ。
zhù いの yàn xí に zhòu いを tiān えてやろう!
祝いの宴席に 呪いを添えてやろう!
zhěn が bào く yùn mìng 。 jǐn か yú mìng shí wǔ nián 。
姫が抱く運命。 僅か餘命十五年。
fǎng chuí (つむ)にさされて、 chuáng に dǎo れて、 sǐ ぬがいい!
紡錘(つむ)にさされて、床に倒れて、死ぬがいい!
いいえ《 shí sān rén mù の xián nǚ (アルテローゼ)》よ。
いいえ《十三人目の賢女(アルテローゼ)》よ。
bù jí な yán の yè 、 tuì けよう。 bǎi nián 。
不吉な言の葉、退けよう。百年。
sǐ んだと jiàn せて、 qǐn tái の shàng 、 wéi 、 mián るだけ!
死んだと見せて、寢臺の上、唯、眠るだけ!
ならば、どちらの lì が、( shàng huí っているか、)
ならば、どちらの力が、(上回っているか、)
wū hū 、 liú る shí のみぞ shí る...
嗚呼、流る時のみぞ識る...
「 shí wǔ nián hòu が lè しみだねぇ、アプリコーゼ」「うふふ。どうかしら?」
「十五年後が楽しみだねぇ、アプリコーゼ」「うふふ。どうかしら?」
「おっほっほっほっほ!」
「おっほっほっほっほ!」
cháo と yè は qiāo り fǎn す。
朝と夜は 繰り返す。
wàng もうとも、 wàng まざろうとも。
望もうとも、望まざろうとも。
guāng yīn は shǐ の rú く guò ぎ qù り、
光陰は 矢の如く 過ぎ去り、
dà shù にも jī つかの nián lún を kè む。
大樹にも 幾つかの年輪を刻む。
líng shí wǔ の cháo を yíng えることと なった、そんな sī が...
齢十五の朝を迎えることと なった、そんな私が...
【 qī の zuì kē (ズィープトゥ シュールト)】
【七の罪科(ズィープトゥ シュールト)】
yě ばらに bào かれて mián る lǐ yóu (わけ)は――
野ばらに抱かれて 眠る理由(わけ)は――
「ドキドキだわ... 」
「ドキドキだわ... 」
zhú tái の yáo れる yàn (ひかり)
燭臺の 揺れる 焔(ひかり)
zè hūn い àn を zhào らす
仄昏い 闇を 照らす
shí bì の bù wū を huí り
石壁の 部屋を 廻り
gǔ い tǎ へ shàng がる
古い 塔へ 上がる
xiá い luó xuán xíng (ネジ)の jiē duàn を shàng ると
狹い 螺旋型(ネジ)の 階段を上ると
bù wū の zhōng dú り lǎo pó が má を fǎng いでいた
部屋の中 獨り 老婆が麻を紡いでいた
こんにちは、お pó さん。
こんにちは、お婆さん。
ここで hé してるの?
ここで 何してるの?
「 mì を qǔ っておりますのじゃ」
「糸を取っておりますのじゃ」
じゃあ、それなぁに?
じゃあ、それなぁに?
miàn bái そうに、ぐるぐる tiào ね huí ってる wù !?
面白そうに、ぐるぐる 跳ね回ってる物!?
「あっ!... なに... んん... 」
「あっ!... なに... んん... 」
「ひっひっひっひっひ... 」
「ひっひっひっひっひ... 」
「なるほど... それで jūn は、 yě ばらに bào かれたわけだね。
「なるほど... それで君は、野ばらに抱かれたわけだね。
mù jué めへと zhì る、 kǒu fù けが yù しいのかい?
目覚めへと至る、口付けが欲しいのかい?
だが、 cán niàn ながら sī は jūn の wáng zǐ yàng じゃない。
だが、殘念ながら 私は君の王子様じゃない。
さあ... もうしばし、 yùn mìng の xiāng shǒu は mèng の shì jiè で dài つものさ... 」
さあ... もうしばし、運命の相手は 夢の世界で待つものさ... 」
pú の lǐ xiǎng の huā jià は
僕の 理想の 花嫁は
hé chù に jū るのだろう?
何処に 居るのだろう?
wū hū xī も dōng も běi も nán も
嗚呼 西も東も 北も南も
yǔ にも fù けず fēng にも fù けず
雨にも負けず 風にも負けず
sōu したけれど jiàn つからない...
捜したけれど 見つからない...
と sī ってた shǐ xiān に
と 思ってた 矢先に
sù qíng らしい zǔn を wén いた―
素晴らしい 噂を聞いた―
yě ばらの shēng yuán に
野ばらの 生垣に
bào かれた bái yà の chéng
抱かれた 白亜の城
kōng を wàng む qiáng wēi の tǎ
空を望む 薔薇の塔
mián る měi しい zhěn jūn
眠る 美しい姫君
wū hū wéi yě ばら zhěn の yún yuè (いいつたえ)を
嗚呼唯野ばら姫の 伝説(いいつたえ)を
wén いただけで yùn mìng gǎn じた
聞いただけで 運命 感じた
bǐ nǚ こそが きっと pú の
彼女こそが きっと僕の
《 sōu し qiú めていた nǚ xìng (エリス)》なのだろう
《捜し求めていた女性(エリス)》なのだろう
ならば どんな kùn nán も
ならば どんな困難も
chéng り yuè えてみせよう!
乗り越えてみせよう!
mí いの sēn の wù が qíng れてゆく
迷いの森の 霧が晴れてゆく
pú を yòu って くれるのか?
僕を 誘って くれるのか?
ài しい zhěn のもとへ
愛しい 姫のもとへ
jí の shēng yuán が kǒu を kāi けてゆく
棘の生垣が 口を開けてゆく
pú を dǎo いて くれるのか?
僕を 導いて くれるのか?
ài しい bǐ nǚ のもとへと――
愛しい 彼女のもとへと――
zhú tái の yáo れる yàn (ひかり)、
燭臺の 揺れる 焔(ひかり)、
wēi shuì んだ àn を zhào らす。
微睡んだ 闇を 照らす。
shí bì の bù wū を fēi ばし、
石壁の 部屋を 飛ばし、
gǔ い tǎ へ shàng がる。
古い 塔へ 上がる。
xiá い luó xuán xíng (ねじ)の jiē duàn を shàng ると――
狹い 螺旋型(ねじ)の 階段を上ると――
bù wū の zhōng 、 dú り、 yǐ nǚ が héng wò って(よこたわって)いた...。
部屋の中、獨り、乙女が橫臥って(よこたわって)いた...。
「さぁ zhěn 、 xīn の zhǔn bèi は yí しいかな?」
「さぁ姫、心の準備は宜しいかな?」
「 fù chóu jù の shǐ まりだ... 」
「復讐劇の始まりだ... 」
yǔ dìng diào hé な wáng zǐ の jiē wěn で zhěn が mù jué めると、
予定調和な王子の接吻で姫が目覚めると、
yì gē を zhōng えた yě ばらは、 lì ち suǒ に lì ち kū れて xiǔ ち guǒ て、
役割を終えた野ばらは、立ち所に立ち枯れて朽ち果て、
cháng guò ぎる wǔ shuì を tān っていた chéng の yú kuài な miàn miàn も、
長過ぎる午睡を貪っていた城の愉快な面々も、
hé shì も wú かったかのように、 bǐ děng の yú kuài な rì cháng を zài kāi した。
何事も無かったかのように、彼等の愉快な日常を再開した。
【 qī の zuì kē (ズィープトゥ シュールト)】
【七の罪科(ズィープトゥ シュールト)】
qì gāo き wáng nǚ を zhòu うなんて
気高き王女を 呪うなんて
(ズィープトゥ シュールト)
(ズィープトゥ シュールト)
ào màn なのは お qián の fāng よ!
傲慢なのは お前の方よ!
「 shuí ぞ、アルテローゼを bǔ らえよ!」「はっ!」
「誰ぞ、アルテローゼを 捕らえよ!」「はっ!」
「もう èr dù と この guó の tǔ は tà めぬものと sī え!」
「もう二度と この國の土は 踏めぬものと 思え!」
「 yě ばら zhěn よ、 wàng れるな! zhì き tǔ chǎn に もう yī つ zhòu いをくれてやろう...。
「野ばら姫よ、忘れるな!置き土産に もう一つ 呪いをくれてやろう...。
フハハハ... ハッハッハ!アーッハッハッハッハ!」「 lái い! jìng かにしろ」
フハハハ... ハッハッハ!アーッハッハッハッハ!」「來い!靜かにしろ」
―そして bǐ nǚ は、
―そして彼女は、
shēng まれた zhěn を sēn に shě てることとなる...。
生まれた姫を 森に捨てることとなる...。
「アレハ zhuàn ンデモ タダジャ qǐ キナイ nǚ ネ。 ウフフフフ!」
「アレハ 転ンデモ タダジャ 起キナイ女ネ。 ウフフフフ!」
「 yù fù rén fāng の jīn chí (きょうじ)を shāng fù けると、 kǒng ろしいことになるんだね」
「御婦人方の 矜持(きょうじ)を傷付けると、恐ろしいことになるんだね」
「アラ、 dāng rán ヨ。 ウフフフフ!」
「アラ、當然ヨ。 ウフフフフ!」
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[00:11.85]「呪いと祝いの境界。 乙女が墮ちた闇。
[00:16.71]深い微睡(まどろ)みの中。 」
[00:28.18]「薔薇の塔、 眠る姫君。
[00:30.72]君は何故、 此の境界を超えてしまったのか。
[00:34.06]さぁ、唄ってごらん... 」
[00:35.99]微睡みの 森に踴る
[00:40.09]百の 孤獨と
[00:43.87]月影に 蝶は朽ちて
[00:48.10]死の夢を 見る
[00:52.03]【七の罪科(ズィープトゥ シュールト)】
[00:54.12]野ばらに抱かれて 眠る理由(わけ)は―
[01:16.62]水 浴びて 妃(はは)が 聴いたのは
[01:20.69]身籠り 告げし 蛙(かわず)の聲
[01:24.80]お望みの御子が、一年 経たずに、
[01:28.95]お生まれになるでしょう
[01:33.05]歓びて 王(ちち)が 催したのは
[01:37.05]姫(わたし)の 誕生 祝う宴
[01:41.25]黃金の皿が 一枚 足りずに
[01:45.29]事件は 起こってしまった...
[01:49.32]【七の罪科(ズィープトゥ シュールト)】
[01:51.43]戀も知らずに 死せる処女(おとめ)が
[01:57.44](ズィープトゥ シュールト)
[01:59.69]野ばらに抱かれて 眠る理由(わけ)は――
[02:07.43]「おおー、よくぞ參った」「よく來てくれました」
[02:09.50]「お招きいただき光栄ですわ、陛下。
[02:12.42]姫様へのお祝いに、美徳をお送り致しましょう」
[02:15.63]「わたくしは美貌を」「それではわたしは富を」「では私からは―」
[02:20.58]「あーら これはこれは、皆様お揃いで。
[02:24.47]今宵もご機嫌 麗しいようで、結構ですこと。
[02:28.26]おっほっほっほ!まったく、いい面の皮だね!」「失禮な!」
[02:32.50]國中に散らばる、神通力を持つ
[02:36.43]賢女達を全て、招いておきながら...
[02:40.57]私だけ招かぬ 傲慢なる王よ。
[02:44.57]祝いの宴席に 呪いを添えてやろう!
[02:48.86]姫が抱く運命。 僅か餘命十五年。
[02:54.04]紡錘(つむ)にさされて、床に倒れて、死ぬがいい!
[02:58.85]いいえ《十三人目の賢女(アルテローゼ)》よ。
[03:00.85]不吉な言の葉、退けよう。百年。
[03:04.90]死んだと見せて、寢臺の上、唯、眠るだけ!
[03:10.06]ならば、どちらの力が、(上回っているか、)
[03:12.97]嗚呼、流る時のみぞ識る...
[03:17.71]「十五年後が楽しみだねぇ、アプリコーゼ」「うふふ。どうかしら?」
[03:21.78]「おっほっほっほっほ!」
[03:29.66]朝と夜は 繰り返す。
[03:36.12]望もうとも、望まざろうとも。
[03:41.93]光陰は 矢の如く 過ぎ去り、
[03:44.82]大樹にも 幾つかの年輪を刻む。
[03:47.57]齢十五の朝を迎えることと なった、そんな私が...
[03:51.40]【七の罪科(ズィープトゥ シュールト)】
[03:53.49]野ばらに抱かれて 眠る理由(わけ)は――
[04:02.79]「ドキドキだわ... 」
[04:05.02]燭臺の 揺れる 焔(ひかり)
[04:10.33]仄昏い 闇を 照らす
[04:15.69]石壁の 部屋を 廻り
[04:21.15]古い 塔へ 上がる
[04:25.04]狹い 螺旋型(ネジ)の 階段を上ると
[04:32.81]部屋の中 獨り 老婆が麻を紡いでいた
[04:41.40]こんにちは、お婆さん。
[04:44.33]ここで 何してるの?
[04:47.58]「糸を取っておりますのじゃ」
[04:49.76]じゃあ、それなぁに?
[04:52.53]面白そうに、ぐるぐる 跳ね回ってる物!?
[04:57.31]「あっ!... なに... んん... 」
[05:00.53]「ひっひっひっひっひ... 」
[05:03.80]「なるほど... それで君は、野ばらに抱かれたわけだね。
[05:08.38]目覚めへと至る、口付けが欲しいのかい?
[05:12.16]だが、殘念ながら 私は君の王子様じゃない。
[05:16.25]さあ... もうしばし、運命の相手は 夢の世界で待つものさ... 」
[05:28.42]僕の 理想の 花嫁は
[05:34.86]何処に 居るのだろう?
[05:39.20]嗚呼 西も東も 北も南も
[05:43.19]雨にも負けず 風にも負けず
[05:46.46]捜したけれど 見つからない...
[05:51.79]と 思ってた 矢先に
[05:53.84]素晴らしい 噂を聞いた―
[05:57.49]野ばらの 生垣に
[06:02.02]抱かれた 白亜の城
[06:06.96]空を望む 薔薇の塔
[06:11.46]眠る 美しい姫君
[06:15.51]嗚呼唯野ばら姫の 伝説(いいつたえ)を
[06:21.65]聞いただけで 運命 感じた
[06:26.45]彼女こそが きっと僕の
[06:31.33]《捜し求めていた女性(エリス)》なのだろう
[06:33.18]ならば どんな困難も
[06:36.14]乗り越えてみせよう!
[06:39.20]迷いの森の 霧が晴れてゆく
[06:44.83]僕を 誘って くれるのか?
[06:49.05]愛しい 姫のもとへ
[06:51.88]棘の生垣が 口を開けてゆく
[06:57.96]僕を 導いて くれるのか?
[07:02.04]愛しい 彼女のもとへと――
[07:07.63]燭臺の 揺れる 焔(ひかり)、
[07:10.98]微睡んだ 闇を 照らす。
[07:14.25]石壁の 部屋を 飛ばし、
[07:17.45]古い 塔へ 上がる。
[07:19.58]狹い 螺旋型(ねじ)の 階段を上ると――
[07:26.12]部屋の中、獨り、乙女が橫臥って(よこたわって)いた...。
[07:33.01]「さぁ姫、心の準備は宜しいかな?」
[07:37.21]「復讐劇の始まりだ... 」
[07:39.35]予定調和な王子の接吻で姫が目覚めると、
[07:43.46]役割を終えた野ばらは、立ち所に立ち枯れて朽ち果て、
[07:49.02]長過ぎる午睡を貪っていた城の愉快な面々も、
[07:54.22]何事も無かったかのように、彼等の愉快な日常を再開した。
[07:58.24]【七の罪科(ズィープトゥ シュールト)】
[07:59.62]気高き王女を 呪うなんて
[08:04.67](ズィープトゥ シュールト)
[08:06.13]傲慢なのは お前の方よ!
[08:13.04]「誰ぞ、アルテローゼを 捕らえよ!」「はっ!」
[08:15.43]「もう二度と この國の土は 踏めぬものと 思え!」
[08:17.78]「野ばら姫よ、忘れるな!置き土産に もう一つ 呪いをくれてやろう...。
[08:23.16]フハハハ... ハッハッハ!アーッハッハッハッハ!」「來い!靜かにしろ」
[08:28.29]―そして彼女は、
[08:29.95]生まれた姫を 森に捨てることとなる...。
[08:42.69]「アレハ 転ンデモ タダジャ 起キナイ女ネ。 ウフフフフ!」
[08:47.47]「御婦人方の 矜持(きょうじ)を傷付けると、恐ろしいことになるんだね」
[08:52.59]「アラ、當然ヨ。 ウフフフフ!」

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薔薇の塔で眠る姫君是誰唱的?

薔薇の塔で眠る姫君由Sound Horizon演唱,完整歌詞與歌曲解析可在魔鏡歌詞網查看。

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