# LRC generated by https://github.com/zh-plus/Open-Lyrics, lang=ja
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まだ、 mián くならないかな?
まだ、眠くならないかな?
それじゃあ、 jūn が mián たくなるまで、お huà 、 dú んであげよっか。
それじゃあ、君が眠たくなるまで、お話、読んであげよっか。
ふふっ、なんだか zǐ gòng の qǐng を sī い chū しちゃうかな。
ふふっ、なんだか子供の頃を思い出しちゃうかな。
tú zhōng で mián くなったら、そのまま、 qǐn ちゃってもいいからね。
途中で眠くなったら、そのまま、寢ちゃってもいいからね。
それじゃあ mù を bì じて えっと
それじゃあ目を閉じて えっと
これにしようか gǔ shì の chū shì
これにしようか 谷市の出世
あるところに tián をもって
あるところに 田をもって
tián をもって wū fū をもって
畑をもって 屋敷をもって
zàng を chí って、 hé ひとつ zú りないというもののない dà biàn お jīn chí ちのお bǎi xìng がありました。
蔵を持って、何ひとつ足りないというもののない大変お金持ちのお百姓がありました。
それで cūn yì fān の cháng zhě と hū ばれて、みんなから xiàn ましがられていました。
それで村一番の長者と呼ばれて、みんなから羨ましがられていました。
この cháng zhě と tóng じ cūn に、これはまた chí っているものといっては、 gǔ いスキとクバと fǔ が yì dīng ずつあるばかりという、
この長者と同じ村に、これはまた持っているものといっては、古いスキとクバと釜が一丁ずつあるばかりという、
dà biàn pín fá なお bǎi xìng fū fù がありました。
大変貧乏なお百姓夫婦がありました。
cháng zhě の tián を jiè りて、お mǐ や lěng えを zuò って、その rì その rì のかすかな mù らしを lì てていました。
長者の田を借りて、お米や冷えを作って、その日その日のかすかな暮らしを立てていました。
fū fù はだんだん nián をとって、 měi rì dòng くのが kǔ しくなりました。
夫婦はだんだん年をとって、毎日働くのが苦しくなりました。
それでも zì fēn たちの hòu をついで、 dài わりに dòng いてくれる zǐ どもがないので、
それでも自分たちの後をついで、代わりに働いてくれる子どもがないので、
xiāng biàn わらず、 xià も dōng もなしに shuǐ tián の zhōng に jìn かって、 zhòu や wǔ yè に cān われながら hàn shuǐ chuí らして dòng いて、
相変わらず、夏も冬もなしに水田の中に浸かって、晝や午夜に喰われながら汗水垂らして働いて、
それでも xiá があると shuǐ に yuán がある shén yàng だというので、 shuǐ shén yàng のおやしろに fū fù してお cān りしては、
それでも暇があると水に縁がある神様だというので、水神様のおやしろに夫婦してお參りしては、
shén yàng shén yàng どうぞ zǐ gòng を yì rén お shòu けくださいまし zǐ gòng
神様神様どうぞ子供を一人お授けくださいまし 子供
でさえあればカエルの zǐ でもツブの zǐ でもよろしうございます
でさえあればカエルの子でもツブの子でもよろしうございます
と yán って yì shēng xuán mìng qí りました
と言って 一生懸命祈りました
するとある rì jí におかみさんは tǐ zhōng がむずむずして
するとある日急におかみさんは 體中がむずむずして
chì ちゃんが chǎn みたくなりましたそらこそ shuǐ shén yàng のご lì yì だぞ さあ zǎo く zhǐ péng におとう míng をあげないか
赤ちゃんが産みたくなりましたそらこそ水神様のご利益だぞ さあ早く紙棚におとう名をあげないか
こういって sāo いでいるうちにおにゃーとも yán わずに chì ちゃんが それこそころりと
こういって騒いでいるうちにおにゃーとも言わずに赤ちゃんが それこそころりと
wǎng lái xiān に wán い shí ころが zhuàn げ chū すようにして shēng まれました quán くの huà
往來先に丸い石ころが転げ出すようにして生まれました 全くの話
この zǐ は shí ころのように xiǎo さく wán っこいので
この子は石ころのように小さく丸っこいので
つぶ つぶと hū ばれている gǔ shī の zǐ であったのです
つぶ つぶと呼ばれている谷師の子であったのです
つぶの zǐ でもと shēn し shàng げたら、 běn dāng に shuǐ shén yàng が tā xī の zǐ をくださった。
つぶの子でもと申し上げたら、本當に水神様が他西の子をくださった。
fū fù はこう yán って、でも shuǐ shén yàng の shēn し zǐ だからというので、 xiǎo さな tā xī の zǐ をお wǎn に rù れて、
夫婦はこう言って、でも水神様の申し子だからというので、小さな他西の子をお椀に入れて、
shuǐ を rù れて、その zhōng で dà shì に yù てました。
水を入れて、その中で大事に育てました。
5 nián たっても10 nián たっても lì の zǐ はやはり lì の zǐ で
5年たっても10年たっても 粒の子はやはり粒の子で
いつまでも xiǎo さくコロコロしていて ずっとも dà きくなりませんでした
いつまでも小さくコロコロしていて ずっとも大きくなりませんでした
měi rì měi rì shí べるだけ shí べて
毎日毎日 食べるだけ食べて
あとは yí rì qǐn て mù らして、ああとも、かあとも shēng yī つ lì てません。
あとは一日寢て暮らして、ああとも、かあとも聲一つ立てません。
お bǎi xìng のお fù さんはやはりいつまでも pín fá で、 xiāng biàn わらず cháng zhě の tián を gēng して、
お百姓のお父さんはやはりいつまでも貧乏で、相変わらず長者の田を耕して、
nián zhōng xiū みなしに jià いでいました。
年中休みなしに稼いでいました。
やれやれ jīn rì も yāo が tòng いぞとある rì お fù さんは bèi zhōng を kòu きながら
やれやれ今日も腰が痛いぞとある日お父さんは背中を叩きながら
dì zhǔ の cháng zhě wū fū へ shōu める xiǎo zuò mǐ の biào をせっせと zàng につけていました
地主の長者屋敷へ収める小作米の俵をせっせと蔵につけていました
するうちふと tóu の shàng でお fù さんお fù さん そのお mǐ は sī が chí っていくよ
するうちふと頭の上でお父さんお父さん そのお米は私が持っていくよ
という shēng がしました bù sī yì に sī ってお fù さんが yǎng xiàng いて jiàn ると
という聲がしました不思議に思 ってお父さんが仰向いて見ると
nǎi mù xiān の gāo い péng の shàng に chéng せられて gǔ zhǔ の zǐ がひなたぼっこしていました
乃木先の高い棚の上に乗せられて 谷主の子がひなたぼっこしていました
gǔ zhǔ の zǐ が kǒu を wén くはずがない hé かの kōng ěr だろうと sī って
谷主の子が口を聞くはずがない 何かの空耳だろうと思って
gòu わず shì shì をしていますと また ěr の qí で
構わず仕事をしていますと また耳の旗で
お fù さんお fù さん mián huì が chí って xíng くってば
お父さんお父さん 綿絵が持って行くってば
と hū ぶ shēng がしました kǒu を wén いたのはやはりつぶの zǐ
と呼ぶ聲がしました 口を聞いたのはやはりつぶの子
だったのです お fù さん
だったのです お父さん
mián いは xiǎo さいから mǎ をひいていく ことはできないけれど
綿いは小さいから馬をひいていく ことはできないけれど
mǐ だわらの shàng に mián いをのせてくれ れば dì zhǔ yàng のお wū fū まで mǎ をつれて
米だわらの上に綿いをのせてくれ れば地主様のお屋敷まで馬をつれて
てきてあげるよ gǔ shì の zǐ が
てきてあげるよ 谷氏の子が
ずんずんそう yán って kǒu を wén くと お fù さんもお mǔ さんも běn dāng にびっくり
ずんずんそう言って口を聞くと お父さんもお母さんも本當にびっくり
でもこの zǐ は hé しろ shuǐ shén yàng のお shēn し zǐ だから
でもこの子は何しろ 水神様のお申し子だから
きっと biàn わったことができるのかもしれないと sī って そう yán われるままに gǔ shì の zǐ を
きっと変わったことができるのかもしれないと思って そう言われるままに谷氏の子を
sān miǎo の mǐ だわらと mǐ だわらとの jiàn にしっかり luò ちないように chéng せてやって
三秒の米だわらと米だわらとの間にしっかり落ちないように乗せてやって
じゃあ xíng っておいでと yán って mǎ のお kāo を kòu きました
じゃあ行っておいでと言って馬のお尻を叩きました
お fù さんお mǔ さんでは xíng って cān ります
お父さんお母さんでは行って參ります
タニシの zǐ は、 rén jiàn のことじっともちがわない yán yè で、そうはっきり dá えて、
タニシの子は、人間のことじっともちがわない言葉で、そうはっきり答えて、
「さあ、でかけよ。はい、シーシー。」と、じょうずに shēng をかけました。
「さあ、でかけよ。はい、シーシー。」と、じょうずに聲をかけました。
mǎ はひひんといなないて、ぱっかぱっか bù きだしました。
馬はひひんといなないて、ぱっかぱっか歩きだしました。
でも xīn pèi なのでお fù さんが hòu ろからそっとついて xíng きますと gǔ
でも心配なのでお父さんが後ろからそっとついて行きますと 谷
shì の zǐ は mǎ の shàng から mǎ jiān のする tōng り guà け shēng yī つで
士の子は馬の上から馬肩のする通り掛け聲一つで
qì yòng に mǎ を jìn めて xíng きました lín の qǔ り jiǎo や xiá い shǐ bù の zhōng にかかると
器用に馬を進めて行きました 林の曲り角や狹い矢部の中にかかると
はいどはいど mǎ を zhǐ めてゆっくり bù かせます。
はいどはいど馬を止めてゆっくり歩かせます。
wēi ない qiáo の shàng でも fēi ぶ chuān の yuān でも、ほいほい yán いながら wú shì に tōng り bá けました。
危ない橋の上でも飛ぶ川の淵でも、ほいほい言いながら無事に通り抜けました。
そうして guǎng い tián んぼ dào に chū ると、よくすんだ měi しい shēng で sūn gē を gē いだすので、 mǎ も
そうして広い田んぼ道に出ると、よくすんだ美しい聲で孫歌を歌いだすので、馬も
qì chí ちよさそうにしゃんしゃん líng を míng らしながら yuán qì よく qū け chū して xíng きました。
気持ちよさそうにしゃんしゃん鈴を鳴らしながら元気よく駆け出して行きました。
tián の zhōng で cǎo をとっていたお bǎi xìng たちは mǎ jiān の yǐng も jiàn えないのにたわらをつ
田の中で草をとっていたお百姓たちは馬肩の影も見えないのにたわらをつ
けた mǎ だけがのこのこ tián dào を bù いて xíng く hòu zī をみんな bù sī yì そうに jiàn sòng っていました。
けた馬だけがのこのこ畑道を歩いて行く後姿をみんな不思議そうに見送っていました。
èr shuí も rén のついていない mǎ が yì rén で bù いてきて xiǎo shān のお mǐ を sān miǎo
二誰も人のついていない馬が一人 で歩いてきて小柵のお米を三秒
も yùn び yū んできたというので cháng zhě wū fū の rén たちはびっくりしました
も運び込んできたというので長者 屋敷の人たちはびっくりしました
するとそれが shí は yì rén でなく xiǎo さな gǔ shī が mǐ だわらの jiàn に xié まって
するとそれが実は一人でなく小さな 谷師が米だわらの間に挾まって
ついてきて biào の zhōng から rén jiàn のような shēng で
ついてきて 俵の中から人間のような聲で
お mǐ を chí ってきたからおろしてください と
お米を持ってきたからおろしてください と
となっているのがわかると yú jì びっくりしてしまいました dàn nà yàng
となっているのがわかると餘計びっくりしてしまいました 旦那様
gǔ shī が mǎ を yǐn いてお mǐ を chí ってきました と
谷師が馬を引いてお米を持ってきました と
みんなが xíng って sāo ぐので zhǔ rén の cháng zhě ものこのこ chū て lái ましたその jiàn
みんなが行って騒ぐので主人の長者 ものこのこ出て來ましたその間
に gǔ shì の zǐ は yì rén で tǔ き tǔ き xià nán たちに cuò zhé をしてお mǐ を mǎ から
に谷氏の子は一人で吐き吐き下 男たちに挫折をしてお米を馬から
おろして zàng に jī み yū ませました そうして jìn められるとずんずん
おろして蔵に積み込ませました そうして進められるとずんずん
お wū fū の zhēn ん zhōng に tōng ってと yán いたいところですが shí
お屋敷の真ん中に通ってと言いたいところですが実
はころころ zhuàn がっていってごちそうのお shàn の qián に zuò りました
はころころ転がっていってごちそうのお膳の前に座りました
どうも jīn rì はおもてなし ありがとうございます
どうも今日はおもてなし ありがとうございます
こういって xiǎo さな gǔ shì が lì pài に ご āi zā の xiàng shàng を shù べたので cháng zhě
こういって小さな谷氏が立派に ご挨拶の向上を述べたので長者
wū fū の rén たちもほんとうにびっくり してしまいましたいくら shuǐ rén yàng
屋敷の人たちもほんとうにびっくり してしまいましたいくら水仁様
のお shēn し zǐ でもこんな lì kǒu な kǒu を wén く gǔ shì はめずらしいこう sī って
のお申し子でもこんな利口な口を 聞く谷氏はめずらしいこう思って
cháng zhě はこのたにしをいつまでもうちのたからものにしておきたくなりました
長者はこのたにしをいつまでもうちのたからものにしておきたくなりました
そこでたにしのごぎげんをとるつもりで たにしどのたにしどの
そこでたにしのごぎげんをとるつもりで たにしどのたにしどの
おまえさんをうちのむすめのむこにとりたいがどうだね
おまえさんをうちのむすめのむこにとりたいがどうだね
たにしはまじめな shēng で それはどうもありがとうございます
たにしはまじめな聲で それはどうもありがとうございます
では jiā へ guī ってお fù さんとお mǔ さんに huà してみましょう と yán って
では家へ帰ってお父さんとお母さんに話してみましょう と言って
さもうれしそうに guī っていきました たにしは guī ると zǎo sù
さもうれしそうに帰っていきました たにしは帰ると早速
liǎng qīn の bǎi xìng fū fù にこの huà をしました お bǎi xìng は jīng いて
両親の百姓夫婦にこの話をしました お百姓は驚いて
cháng zhě のところへ běn dāng かどうか xún ね に xíng きました cháng zhě も jīn さらそれは
長者のところへ本當かどうか尋ね に行きました長者も今さらそれは
rǒng tán だとも yán えないのでああ běn dāng だともでは èr rén の niáng を hū んでどちら
冗談だとも言えないのでああ本當 だともでは二人の娘を呼んでどちら
が xī zǐ さんのお jià になるか wén いて みようと yán ってまず zǐ の niáng を hū び
が息子さんのお嫁になるか聞いて みようと言ってまず姉の娘を呼び
chū しました かわいい tián xī diàn をお qián は wú gòu に qǔ りたいか
出しました かわいい田西殿をお前は無垢に取りたいか
こういうと zǐ の niáng は bàn fēn も wén かずに まあ
こういうと姉の娘は半分も聞かずに まあ
tā の zhōng の wū い chóng っけらなんか と nù った shēng で yán って
他の中の汚い蟲っけらなんか と怒った聲で言って
dié をけたてで chū ていきました そこで jīn dù は mèi の niáng を hū び chū しました
畳をけたてで出ていきました そこで今度は妹の娘を呼び出しました
かわいいたにしどのをおまえはむこにとりたいか こういうと mèi の niáng は
かわいいたにしどのをおまえはむこにとりたいか こういうと妹の娘は
お fù さんのお yuē shù なさったことなら その tōng りにいたしましょう
お父さんのお約束なさったことなら その通りにいたしましょう
と sù zhí に dá えたので
と 素直に答えたので
とうとうたにしの zǐ は cháng zhě の xiàng になることになりました 3
とうとうたにしの子は長者の向になることになりました 3
cháng zhě の niáng は、 gǔ shì のおむこさんを dà shì にして、その shàng 、
長者の娘は、谷氏のおむこさんを大事にして、その上、
gǔ shì のお fù さんやお mǔ さんにも qīn qiè にしてやりました。
谷氏のお父さんやお母さんにも親切にしてやりました。
でもこのおむこさんはあまりにも xiǎo さいので yí xù に lǐ のお fù さんお mǔ さんの jiā へ xíng くときはお
でもこのおむこさんはあまりにも小さいので一緒に裡のお父さんお母さんの家へ行くときはお
jià さんはおむこさんを zì fēn の dài の jiàn にチョコナッと xié んで zhòng liáng く huà しながら xíng きました
嫁さんはおむこさんを自分の帯の間にチョコナッと挾んで仲良く話しながら行きました
でも wǎng lái の rén には dài の shàng にお xù さんのいることがわからずお jià さんがぶつぶ
でも往來の人には帯の上にお婿さんのいることがわからずお嫁さんがぶつぶ
つ dú り yán を yán って bù いているように jiàn えるのでみんな zhèn り fǎn って bù sī yì そうな yán をしました
つ獨り言を言って歩いているように見えるのでみんな振り返って不思議そうな顔をしました
ある rì お tiān qì がいいのでいつものように dài の jiàn におむこさん
ある日お天気がいいのでいつものように帯の間におむこさん
を xié んでお jià さんはお lǐ の liǎng qīn を fǎng ねに xíng きました
を挾んでお嫁さんはお裡の両親を訪ねに行きました
shuǐ shén のおやしろの qián まで lái ると gǔ shì のおむこさんは
水神のおやしろの前まで來ると 谷氏のおむこさんは
どうも dài の jiàn に chéng せられてばっかりいるのも qióng qū になった shǎo し jiàng りて xiū んでいこう
どうも帯の間に乗せられてばっかりいるのも窮屈になった 少し降りて休んでいこう
と お jià さんに yán いました
と お嫁さんに言いました
ではこの shàng が qǐ lí で guǎng くっていいでしょ とお jià さんは yán って
ではこの上が綺麗で広くっていいでしょ とお嫁さんは言って
shí の niǎo jū の shàng におむこさんを xiū ませました。
石の鳥居の上におむこさんを休ませました。
はあ、 guǎng い tián んぼが jiàn えて、 qīng qīng した kōng が tiào められて、 jiǔ しぶりでいい xīn chí ちだ。
はあ、広い田んぼが見えて、青々した空が眺められて、久しぶりでいい心持ちだ。
sī はここでしばらく rì xiàng ぼっこをしているから、その jiàn にお qián はおやしろへお cān りしてくるといいよ。
私はここでしばらく日向ぼっこをしているから、その間にお前はおやしろへお參りしてくるといいよ。
それでは jí いで xíng って cān りますお jià さんはそれから shí duàn を dēng っておやしろにお jì qián を
それでは急いで行って參りますお嫁さんはそれから石段を登っておやしろにお祭銭を
あげて dīng níng に shén yàng にお cí yí をしてまた jí いで shí duàn を xià りて guī って xíng きました
あげて丁寧に神様にお辭儀をしてまた急いで石段を下りて帰って行きました
ところで、もとの shí の niǎo jū のところまで lái てみると、そこに
ところで、もとの石の鳥居のところまで來てみると、そこに
ちゃんと chéng っていたはずの gǔ shī のおむこさんの zī が jiàn えません。
ちゃんと乗っていたはずの谷師のおむこさんの姿が見えません。
niǎo jū の dà shí から zhuàn げ luò ちたのかと sī って、そこらをきょろきょろ jiàn まわしましたが、
鳥居の大石から転げ落ちたのかと思って、そこらをきょろきょろ見まわしましたが、
それらしいものの yǐng も xíng も jiàn えません。
それらしいものの影も形も見えません。
もしやカラスがついくちばしの xiān でつまんで chí って xíng ったのではないかどうかしてそこ
もしやカラスがついくちばしの先でつまんで持って行ったのではないかどうかしてそこ
らの tián の zhōng へでもころがって xíng ったのであればいいんだと sī ってお jià さんは tián んぼの zhōng に rù ってみました
らの田の中へでもころがって行ったのであればいいんだと思ってお嫁さんは田んぼの中に入ってみました
chūn xiān のことで tián の zhōng は shuǐ がじくじく yǒng き chū していて、
春先のことで田の中は水がじくじく湧き出していて、
tián の cǎo の zhōng からスミレやレンゲの huā が yán を chū していました。
田の草の中からスミレやレンゲの花が顔を出していました。
お jià さんはよそいきのきれいな zhù wù が ní で wū れるのも wàng れて、 shuǐ tián の zhōng へ rù って xíng きました。
お嫁さんはよそいきのきれいな著物が泥で汚れるのも忘れて、水田の中へ入って行きました。
そうしてつぶつぶお lǐ へ cān らぬか つぶつぶ
そうしてつぶつぶお裡へ參らぬか つぶつぶ
むこどのどこへ xíng ったお rì が cān り に yòu われて
むこどのどこへ行ったお日が參り に誘われて
カラスの kǒu につつかれな quǎn の zú に tà まれるな
カラスの口につつかれな犬の足に 踏まれるな
と yún いながらたから jué えと tàn して huí りました
と雲いながらたから絶えと探して 回りました
どこへ xíng っても gǔ shī は shù zhī れず うじゃうじゃ zhuàn がっていますが
どこへ行っても谷師は數知れず うじゃうじゃ転がっていますが
それがあんまり duō すぎてどれが おむごさんの gǔ shī なのか
それがあんまり多すぎてどれが おむごさんの谷師なのか
かいもくわけがわからなくなって しまいました
かいもくわけがわからなくなって しまいました
お jià さんはそれでもあきらめきれない ので xiāng biàn わらず
お嫁さんはそれでもあきらめきれない ので相変わらず
つぶつぶお lǐ へ cān らぬかつぶつぶ xiàng zǐ diàn どこへ xíng ったと yún い tàn して
つぶつぶお裡へ參らぬかつぶつぶ 向子殿どこへ行ったと雲い探して
huí るうちに chūn の rì はいつか mù れて もう tián んぼの zhōng はよく jiàn えない
廻るうちに春の日はいつか暮れて もう田んぼの中はよく見えない
のにからだは ní まみれになって しまいましたすっかりくたびれて
のにからだは泥まみれになって しまいましたすっかりくたびれて
がっかりしきって qì き yán になって
がっかりしきって 泣き顔になって
お jià さんは shēn い shēn い ní tián の zhōng に
お嫁さんは 深い深い泥田の中に
jīn にもずるずる yǐn き yū まれそうになったとき これこれこんなところでいつまでも hé をしているのだね
今にもずるずる引き込まれそうになったとき これこれこんなところでいつまでも何をしているのだね
と yán いながら いつどこから xiàn れたか
と言いながら いつどこから現れたか
guāng るような měi しい ruò zhě が、 lèi でかすんでいるお jià さんの mù の qián に、にっこり xiào って lì っていました。
光るような美しい若者が、涙でかすんでいるお嫁さんの目の前に、にっこり笑って立っていました。
shuǐ shén yàng の shēn し zǐ でありながら、 yì があって shí nián もの cháng い jiàn 、 gǔ shī の qiào の zhōng に fēng じ yū まれていたのが、
水神様の申し子でありながら、訳があって十年もの長い間、谷師の殻の中に封じ込まれていたのが、
jīn rì 、お jià さんが shuǐ shén yàng のおやしろに cān jiàn して、 zhēn xīn を yū めてお qí りしてくれたおかげで、
今日、お嫁さんが水神様のおやしろに參見して、真心を込めてお祈りしてくれたおかげで、
fēng shì が jiě けて、この tōng り lì pài な ruò zhě の zī に biàn わることができたのです。
風事が解けて、この通り立派な若者の姿に変わることができたのです。
あたりまえの rén jiàn どうしのおむこさんとおよめさんになった èr rén は、あらためて shuǐ shén yàng のおやしろにお lǐ cān りをして、
あたりまえの人間どうしのおむこさんとおよめさんになった二人は、あらためて水神様のおやしろにお禮參りをして、
めでたく jiā へ guī りました。
めでたく家へ帰りました。
こうして xiǎo さな gǔ shì から chū shì したお mǔ さんは、 gǔ shì の cháng nǚ と hū ばれて、
こうして小さな谷氏から出世したお母さんは、谷氏の長女と呼ばれて、
yōu しいお jià さんと yí xù に mò yǒng く róng えましたとさ。
優しいお嫁さんと一緒に末永く栄えましたとさ。
jīn rì は、これでおしまい。
今日は、これでおしまい。
それじゃ、もう běn dāng に、ねんねしようね。
それじゃ、もう本當に、ねんねしようね。
pí れたら、またいつでもお zǐ ちゃんに huì いに lái ていいから。
疲れたら、またいつでもお姉ちゃんに會いに來ていいから。
その dù にいっぱい gān やかしてあげるからね。
その度にいっぱい甘やかしてあげるからね。
それじゃあ、お zǐ ちゃんの xiōng の zhōng で xìng せな mèng を jiàn てね。
それじゃあ、お姉ちゃんの胸の中で幸せな夢を見てね。