生活の1つになりすぎて
まばらな靴で君を思い出している
何よりも悲しいこと
それはこれからの君に僕は
いなくても大丈夫だと
気付いたことだよ
何年か後になって
僕は僕でしあわせで
たとえ街で逢っても
泣き顔は見せないよ
何年か後になったら
きっともう忘れてるよ
その時君の橫に
誰も立っていませんようにと
記憶の點線をなぞるたび
ぼやけた君は虛像
こうして忘れていくのかな
だらだら時は経って
僕は僕だけ
気ままな生活にも慣れて
思い出す日もなくなって
そうしたら僕はきっと
素知らぬ顔でまだいない
好きな人と出會って
初戀みたいに名前を呼ぶだろう
僕らはきっと運命じゃないから
映畫やドラマの類の再會はないでしょう
くるみ色錆つく日々を忘れたくはないよ
何年か後になって
僕は僕でしあわせで
たとえ街で逢っても
泣き顔は見せないよ
何年か後になっても
忘れるまで忘れないよ
その時君の橫に
誰も立っていませんようにと
"
運命論 - 35.7
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