[00:20.65]不思議なことに彼女を見ていると私はまだ安心なんだと
[00:23.91]そう思わせてもらえるのです まるでそれは魔法みたいに
[00:27.72]平凡を具現化したような 平穏が乗り移ったような
[00:31.69]平均が服を著たような 制服は膝下10cmみたいな
[00:35.62]そんな彼女が一體どうしてと思うけど
[00:38.03]どうやら磔にされて燃やされてしまったらしい
[00:40.81]新しい魂などバカバカしいな
[00:42.84]裁判にゃそもそも意味もなく 第三の意見など虛しく
[00:46.85]階段から落ちて運ばれていくのを見ていた
[00:51.41]自分じゃなくて本當に良かったな
[00:57.32]あの子みたいな魔法が使えなくって
[01:03.53]良かったなんて思うよ
[01:08.35]いやいやこれは作り話で ただのおとぎ話で
[01:13.43]僕よりも先に隣のあの子が選ばれますように
[01:16.96]なんて思っていないさ だって僕とは無関係で
[01:20.90]本當にそうだったらいいんだけど
[01:41.59]「ねぇねぇそういえばあの子
[01:43.06]なんとなく気に食わないんだよ
[01:44.79]ねぇ君はどう思う?ねぇ君はどう思う?
[01:48.19]だってさ、私とても弱いから誰かのせいにしないと
[01:52.26]心が折れちゃう 涙こぼれちゃう
[01:54.25]溺れちゃう 凍えちゃう 誰か殺せちゃう」
[01:56.75]『あぁ、そんなふうに弱さを受け入れられないあなたが
[01:59.74]なんかとてもすごくかなり可愛そうだなって思います
[02:02.75]実のところ、區別して、差別して、格別の軽蔑をしております』
[02:09.28]んなこと言えないんだけど
[02:12.04]口に出せばなにか変わるのかな
[02:17.71]そんなことわかってるんだ
[02:21.98]そういつだって自分が一番ね
[02:29.02]あいにくこれは真実で ただのノンフィクションで
[02:34.03]僕よりも先に隣のあの子が選ばれて良かった
[02:37.45]なんて思ってしまった だってどうしようもないんだ
[02:41.86]誰だって焼かれたくないんだ
[02:45.47]いつの間にか僕等は醜い怪物になっていて
[02:48.99]誰かの平穏を奪って慾望を満たしていたんだ
[02:52.78]そんな資格ないのに 必要もないはずなのに
[02:56.12]一體何がしたいんだい
[03:29.03]いやいやこれは作り話で ただのおとぎ話で wow
[03:33.99]昨日テレビで流れてたどこかの不幸な出來事で
[03:37.48]隣のあの子が裸足で登校したって
[03:41.41]決して無関係で
[03:45.70]いやいやこれが真実で ただのノンフィクションで
[03:51.37]今日もまるで日が昇るみたいに起こる出來事で
[03:54.84]君がやめたって 僕がやらなくたって
[03:59.07]今日も回り続けんだ
[04:02.62]やがて魔女が死んで怪物はやっと気づくんだ
[04:06.36]いつまでも解けることのない呪いに掛かったんだって
[04:10.16]傍観者の罪科を 屋上を染めた夕日を
[04:13.38]忘れることは