手、振れる。
飛んでいた雲が、切れている。
青は、澄むようで、
柵が、錆びている。
貓は、凪いでいて、
息が、狂うようだ。
僕は、手を弾いた。
それで、
鳴るか。
通り過ぎた風景も追えず、階段が上がる。
倦んでいた砂が映像を暈し、繰り返す。
靴が、落ちていた。赤い壇上に。
そんな、記憶。
泣いてた坊主が石を握る時。
孤獨な少女の爪が刺さる時。
尋と弦鳴らす。
失くさないように。
映いだあの色を、
忘れないように。
澄んだ目は待つ、
君が枯るのを。
延と逃げろ。
走り過ぎても。
通る過去が、
君を止めても。
青い夜が、
朝を閉じても。
「咲いた跡は、何時か消える。」と、
列車が揺る。鉄の尾を曳いて。
ふとした想像が、刺さる。
白晝の夢が、覚めていて、
風が止んでいた。
君は、深として、
それは、笑んでいた。
僕は、嬉しくて、
君を、眺む。
手、振れる。
飛んでいた雲が、切れている。
青は、澄むようで、
柵が、錆びている。
貓は、凪いでいて、
息が、狂うようだ。
僕は、手を弾いた。
それで、
泣くな。
尋と弦鳴らす。
失くさないように。
映いだあの色を、
忘れないように。
澄んだ目は待つ、
君が枯るのを。
延と逃げろ。
走り過ぎても。
通る過去が、
君を止めても。
青い夜が、
朝を閉じても。
「咲いた跡は、何時か消える。」と、
列車が揺る。鉄の尾を曳いて。
いつか知るの。葉わないことと。
「何でなの。」と、駄々を練ったって。
「萎んだ花は、枯れ続けるし--
--聴いた音も、消えてしまうよ。」
いつか知るの。全て終わると。
その聲もじきに盡くんだ。
足掻いた傷も忘れちゃう前に、
ギターでも上手く弾けたらな。
ギターが上手に弾けたら。 - アメリカ民謡研究會
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